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ストローブ=ユイレ コレクション アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
ナチスの影、古典の自在な変容
【コメント】:
まず最初に、原作である『アンティゴネー』そのものの忠実な舞台化を期待された方はやや裏切られます。ブレヒトの1948年翻案を下敷きにしており、1948年といえば第二次世界大戦の余燼さめやらぬ最中、前面に押し出されるのは、権力者による戦争動員による国民の疲弊や反戦平和の願いといったことどもです。(従って、権力者への精神的抵抗者であるアンティゴネーは、かつての「白バラ」ゾフィー・ショルにも似た役回り...
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ストローブ=ユイレ コレクション アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
見事な映像、素晴らしい様式の美学、深遠なテクスト、しかし、かなり手強い!
【コメント】:
ヘルダーリンのドイツ語訳による、ソフォクレスの「アンティゴネ」の、ブレヒトによる改訂版の上演。演出はジャンマリー=ストロープとダニエル・ユイレ。事情通の人には、これだけでも興味をそそられる上に、舞台はシチリア島のセジェスタの古代円形劇場と、至れり尽くせり。そしてこれは、物凄い傑作! 目の前で進行しているのはギリシアの古典悲劇なのですが、それがいつの間にか現代のわれわれ自身の悲劇として迫ってきま...