●
桂文珍10「稽古屋」「軒付」-「朝日名人会」ライブシリーズ16 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
本当に器用な噺家
【コメント】:
先ずは「稽古屋」だが、この噺の聴かせ所は、何と言っても長唄のお師匠さんの演じ方である。驚いた事に、越後獅子の口三味線を、文珍は見事にこなしている。私も長唄の名取だが、これだけ上手く出来ると言う事は、文珍自身三味線が弾けるのだろう。それだけに、稽古の付け方が、極自然に演じられており、稽古屋と言う場面設定に全く違和感が無い。観客は、本当に稽古屋の前に居るような気持で、文珍の噺に引込まれてしまっている。正に、噺家として...
●
桂文珍10「稽古屋」「軒付」-「朝日名人会」ライブシリーズ16 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「稽古屋」で培った芸を方々で「軒付」する
【コメント】:
稽古屋
女性にもてたいという不純な動機で、
歌の稽古をつけてもらおうと師匠の家を訪ねた男。
先客の子供にちょっかいを出すやら、
肝心の歌のセンスもさっぱりとあって師匠は困惑するばかり。
軒付
習い始めると聞かせずにはいられないのが浄瑠璃を習う者の困った性分。
近所の軒先で悪声を響かせて大いに迷惑がられる。
ようやく練習場所を貸してくれたのは、耳の悪い老婆だ...