●
志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ち「百年目」 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
さすが志ん朝!
【コメント】:
人情噺の、大ネタ中の大ネタである「百年目」。見事に演じてます!まくらから、小僧の肩上げ・手代になり、夫婦になって通い番頭・一番番頭と、奉公という制度の説明も分かり易い。幇間がうろついているので、小言を云いながら桜見物に出掛ける番頭。楽しんでいる時は、大店の旦那気取りだが、本当の旦那に出っくわし狼狽し、帰って、ドキドキしながら旦那の呼び出しを待つ心理描写。そして、諭す様な大旦那の愛情溢れる云い回...
●
志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ち「百年目」 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
あくまでもライブ録音
【コメント】:
~志ん朝師1980年のライブ録音です。大きくはない会場での,客席との一体感がすばらしいと思います。噺のテンポは師らしく軽妙です。圓生師は,「圓生百席」でもこの噺をスタジオ録音しています。スタジオ録音は編集や録り直しがきくので,納得がいくまで作り込むことができますが,ライブはほぼ録りっぱなしであるため,その日の出来がそのまま評価となると思い~~ます。圓生師は,録音物とライブは全く異なると考え,積極的...
●
志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを ち「百年目」 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
円熟した志ん朝にやって欲しかった。
【コメント】:
この噺は、円生師匠の独壇場で、これに挑戦するのは、文楽師匠の「明烏」に挑戦するようなものだ(両方しているが)。
円生師匠の演出である番頭の旦那に見つかったよるの七転八倒や、旦那の小言がさらりと演じられ、おそらく、説教臭さをなくそうと試みたのではないかと思う。
しかし、天才志ん朝にしても年代による旦那の貫禄、それに対する番頭の怖れという部分を演じるには、この口演の時には若すぎたと思う。<...