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インド仏教変移論―なぜ仏教は多様化したのか のレビュー・感想
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【タイトル】:
大乗仏教は出家者僧団の仏教であった
【コメント】:
本書の狙いは、紀元前3世紀のアショーカ王の帰依により仏教が急激に勢力を伸ばし、北伝仏教(ブータン、ネパール、中国、ベトナム、朝鮮、日本などの大乗仏教)が次々と新形態の仏教思想(浄土思想、般若思想、法華思想、華厳思想、密教など)を生み出した「仏教の多様性」の起源を解明するものである。
その内容は、大乗仏教の起源に関する有名な平川彰説=「大乗仏教は、出家者僧団ではなく、仏塔を拠点とする在俗の人々...