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中世ヨーロッパの書物―修道院出版の九〇〇年 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
写本製作の功績
【コメント】:
本書は、タイトル通り中世ヨーロッパにおける写本製作について、
出版・教育の拠点として機能した修道院を大きく取り上げながら述べる。
印刷は進歩したもの、手書きである写本は遅れたものという認識を正しつつ、
コスト回収が要る印刷出版と異なり少部数の出版が出来た写本製作の
製作、出版、流通について語り口に近い文体で読みやすく書かれている。
羊皮紙の調達(材料は豊富だが加工に手間がかか...
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中世ヨーロッパの書物―修道院出版の九〇〇年 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
中世ヨーロッパ時代の本とはどんなだったか?
【コメント】:
現代人はともすれば、印刷技術が誕生したおかげで本が安くなっ
たと考えがちであるが、筆者によれば、相対的に羊皮紙の値段が高
かった当時は筆写のコストは実はたいしたものではなかったらしい。
むしろ印刷技術の功績は写し間違いをなくしたことにあるという。
したがって、印刷技術以前の出版で重要なのは、いかに間違いのな
い原典を入手するのか、そしてそれをいかに正確に複写するのかと
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