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学力低下は錯覚である のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
新しい視点を拓かされました
【コメント】:
本書を読みながら、福島の高校生たちが元文部大臣の有馬朗人氏を訪問した際のニュースを思い出しました。
「ゆとり教育のせいで僕らは馬鹿になってしまいました」と訴えたわけですが、
それに対して元大臣は「学力は下がっていない」と2時間の熱弁。
当時PISAの順位下降などといった「客観的」事実もあり、
「学力低下は周知の事実なのに何いってんだ元大臣よ」
「高校生もあんぐり」
と...
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学力低下は錯覚である のレビュー・感想
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賃金格差も錯覚である
【コメント】:
題材が教育であることに加えて、数学やデータを用いて客観的に考えようとする姿勢は「学校は人的資本を形成するのか?(齋藤経史)」と通じるものがある。「高等教育が必要な仕事は少ない?!」の節は、賃金格差の実証分析の結論にまで通じるものがある。
一つ残念なのは、一時点の統計を用いて生涯賃金を計算していることである。これでは「学校は人的資本を形成するのか?」で指摘する無意味な計算方法を採っている...