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磁力と重力の発見〈3〉近代の始まり のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
高尚な趣味の世界
【コメント】:
評判だけが随分と一人歩きしている気がする『磁力と重力の発見』、科学史研究家でもない限り実際に読んで面白いと思う、あるいは面白さが分かりうるのはこの3巻目だけのような気がする。「近代の始まり」であるから、ファラデーやマックスウェルすら出てこない。学校教育で物理を習った人間が磁力と聞いて連想するような人物は全巻通してほとんど登場しない。重力のニュートンとケプラーはこの第3巻近代黎明編でやっと本格的...
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磁力と重力の発見〈3〉近代の始まり のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
魔術的な遠隔力の科学理論化成る
【コメント】:
近代の夜明けは、明治時代が華やかな人物列伝で飾られるように、この巻も、教科書で聞き慣れた多くの科学者が登場する。それら科学者が、得体の知れない魔術的な遠隔力を合理的なものとしてどのように認識してゆくかがドラマチックに描かれる。この巻で、初めて数式が登場するが、それは、この時代になって初めて定量的な実験物理学が成立することに照応する。もちろん、数式をすべて追わなくともそのドラマの筋を追うことは...