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ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
アメリカの連続ホームコメディのよう
【コメント】:
生物学者でもあり、作家でもある著者が、3つの州の低賃金労働者の中へ飛び込んで
実態を描く潜入ルポという形式の本です。私にとってはアメリカの雇用において衝撃的
な事実をこの本によって知りました。1998年4月まで連邦政府が保護を命ずる「トイレ休
憩の権利」というものはなかったということです。そのためウエイトレスが尿漏れパッド
を据え付けてる場合があるということです。そして、メイドサー...
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ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
優れたレポートであり、「文学」でもある
【コメント】:
米国の労働人口の3割を占めるという時給8ドル以下の低賃金労働者。中流以上の階層には目に触れる事さえほとんどないその生活を、ジャーナリストの著者が実際に試みた突撃レポートである。ホテルや邸宅の清掃員、ウェイトレス、スーパーの店員…時には複数の仕事をかけ持ちしながら、しかも家賃(日本の基準から考えても驚くほど高い)や食費(飢餓線ぎりぎり)で手一杯で、5セント(ニッケル)・10セント(ダイムド)の帳尻あ...
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ニッケル・アンド・ダイムド -アメリカ下流社会の現実 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
階級的配慮、ジェンダー的繊細さ
【コメント】:
本書は「働く貧困層」への憐憫の書ではない。概してこのような書で警戒されるのは、中上産階級の慈善的視点から描かれているのではないかということであるが、本書の著者エーレンライクは(夫がUAWの活動家ということもあるが)自らの階級的地位をしっかりと踏まえたうえで、労働の旅に乗り出している。本書ではスーパーの店員、レストランの給仕、介護職が「実践」されているが、著者がその実践をふまえ発見した大切なこと...