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私の好きな曲 (ちくま文庫 よ 20-1) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
音楽を聴く喜びの書
【コメント】:
著者は音楽についての好き嫌いは「純粋に私事」に属するので、あまり大切なことだとは思わないと述べている。それゆえ、かえってこういうエッセイ集は貴重であろう。それに、書き手の音楽に対する造詣が広くかつ深いので、その好悪は普遍的な域に達していると感じられる。バッハからベルク、ヤナーチェックまで著者が深い愛着を覚えた名曲について、実に充実した文章が展開する。
その特質は「吉田さんは、音楽を聴...
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私の好きな曲 (ちくま文庫 よ 20-1) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
いまだに感動しているのかしら
【コメント】:
ほぼ20年ぶりの再読。新潮文庫版を何度ひもといたことか。
改めて読んでみても、初読の感動が甦ってくる。冒頭のベートーヴェンのカルテットとピアノソナタで感極まってしまった。シューベルトの『グレイト』の章では、楽音が耳に鳴り出す。
そして必ず気に入りのディスクを架けて、吉田の文章を読み返してしまう。何度でも読みたくなる。
モーツァルトのクラリネット協奏曲での「かわいそうなブラームス」と...