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空間の経験―身体から都市へ (ちくま学芸文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
人文系学問の意義にまで立ち返る
【コメント】:
この本は、現象学的地理学あるいは人間主義地理学などと呼ばれる、ある画期的な地理学の書物である以前に、極めて模範的な人文科学の書だということができるだろうと思う。
そしておそらくこのことは、著者自身によって強く意識されているであろうことは、疑いのないことのように思われる。以下、それを裏付けるために、序論から少し引用してみよう。
「われわれ人間は、精神、思考、感情の状態を知るこ...
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空間の経験―身体から都市へ (ちくま学芸文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
空間と場所
【コメント】:
人間主義的地理学の文献。空間性、場所性をそれぞれ自由性、安全性へと置き換え、「場所の獲得は親密な時間と経験によってなされる」などの具体例を挙げることによって、「空間」がどのようにして「場所」となるのかを論じている名著である。