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わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈下〉 (ちくま文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
無価値と文化財の境界
【コメント】:
この本を評価するのは難しい。溥儀のわが半生は、彼自身の性格や、満州国の存在と同じく、様ざまな面を抱えていて、一筋縄では理解できない。溥儀は変わり身の早い男だった(参考:東京裁判の溥儀証言)。自分の地位と生命を守るためには平気で嘘をついた男である。この性分については存命の身内からも、たびたび苦言が飛び出している。つまり彼の自伝であるこの書籍も、所詮は中国共産党の支配下で書かれ(ることが許され)た...
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わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈下〉 (ちくま文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
イデオロギーではなく率直な感動を読もう
【コメント】:
清国及び滿洲國の亡国主・溥儀の自叙伝。20世紀初頭の宮廷事情そして市井の人間から窺い知れない皇帝溥儀の不満を知るうえで非常に参考になる。もっとも、この書が中華人民共和国において書かれたものであるため、中国大陸をさんざん蚕食した欧米列強や日本・中華民国における各軍閥についての記述はある程度割り引いて読む必要がある。
本は分冊になるうえ1冊がかなり厚いので、中国に興味のない人・内容をかいつまみたい...