●
新実例刑事訴訟法〈2〉公訴の提起及び公判 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
演習本と見せかけて…
【コメント】:
執筆者は全て実務家。一応演習書の形式を採っており、問題と解説がセットになっている。内容的には、はしがきで「『教科書などには一通りのことしか書いてない』実務上重要な問題について、実務的観点から突き込んだ検討がなされている」と書かれているように、一般の教科書レベルの知識を前提にして、それが実務での具体的場面でどう適用されるのかを検討している。
例えば、証拠調べに関する異議について、田宮先...
●
新実例刑事訴訟法〈2〉公訴の提起及び公判 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
弾劾主義vs糾問主義、当事者主義vs職権主義
【コメント】:
これも、旧著を松尾先生らがアップツーデートにしたものであるが、基本的なスタンスは、「法律学全集」の刑事訴訟法から少しもブレがない。
「二つのモデル論」から出発して、二つの典型的な訴訟構造論を対比させた上で、その功罪を論ずるという姿勢は、分かりやすく、理論的統一性が取れている。
この書は、おそらく、受験マニュアル本などでは永久に理解できない、刑事訴訟法の基礎を会得させてくれる。基礎...