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本当は怖ろしい万葉集―歌が告発する血塗られた古代史 (祥伝社黄金文庫 こ 10-1) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
歌の裏に隠された意味を読み取る
【コメント】:
『万葉集』編纂者が密かに語ろうとしている政治裏面史を解明しようとするのが、本書の意図するところである。「短歌に、多くの歴史的事実と、無数の人々の哀歓がこめられている」と言う梅原猛の意見と一致するところでもある。著者のねらいは、この歌集に潜在する歴史的事実を明らかにすることにある。正史である「記」「紀」の欠を万葉で補おうとする試みでもある。すなわち、万葉は初めから政治的意図をもって成立したとの前...