●
たいがいにせえ のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
現代人にも通じるほろ苦い味わい/コクのある時代短編を堪能しよう
【コメント】:
■岩井三四二のコクのある時代小説7編を堪能した。
■「祗園祭に連れてって」は、応仁の乱の後33年間途絶えていた祗園御霊会(ぎおんごりょうえ)の山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)を復活させるよう上層部から命じられた小役人・三左衛門の右往左往ぶりを描く。かなり昔に中断した祭なので皆記憶が不確かになっている。そして各町の結束や資金力がまちまちで、それぞれ難題を抱えている。おまけに比叡山延暦寺が妨...