●
ひなた (光文社文庫 (よ15-1)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
日常生活が不安定なものであること
【コメント】:
大学生の大路尚純と彼女、尚純の兄と兄嫁の男女4人が、それぞれの立場から語り手となり、ひとつの小説を構成している。吉田修一の読者にとってはお馴染みの手法だ。今回は4人の“書き出し”を合わせるといったお楽しみ的な細工も見られる。
「JJ」連載ということで、女性主人公は兄嫁が雑誌編集者、彼女がアパレルの広報といった「月9」ばりの流行り職業だが、男性のほうは兄が信金勤務、弟がフツーの大学生といた...
●
ひなた (光文社文庫 (よ15-1)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
JJに連載された作品だったらしい
【コメント】:
ということを事前に知っていれば、手に取らなかったかも。
2人のヒロインはそれぞれ、ブランド会社と雑誌編集部に勤務っていうのも、そういうことだったのね、って感じ。
たぶん、そうした設定から想像されるJJ読者の期待を裏切るのが著者の狙いだったのかな。
元ヤンキーとか、夫と妹の間にできた子とか、「熱いトタン屋根の猫」に重なる夫婦像とか。
「単純な恋愛小説」以上「吉田修一の本領未満」って...