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カール・マルクス (光文社文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
マルクス思想のコアを理解するための吉本版入門
【コメント】:
最初に本書を読み始めてすぐに挫折し、今村仁司の「マルクス入門」(ちくま新書)を読んでから再チャレンジして、やっとマルクスの面白さに気付き、近年にない知的興奮を味わっているところです。
マルクス、フォイエルバッハなど、ヘーゲルをルーツとする一派には独特のロジック回しがあって、相当に意識を集中して読まないと、今日の日常的な日本人の論理意識では理解しづらいところがあるのは事実です。あと「止...
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カール・マルクス (光文社文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
詩的伝記としての「マルクス」
【コメント】:
評者は遅れに遅れてやってきた吉本派を自任する者である。それゆえ、吉本の懐深い思索の仕事に対して満腔の敬意を表すること人後に落ちないと考えている。しかし、それは全てを理解しているということでは残念ながらない。評者の場合もそうだが、世に「吉本教」信者といわれるものだ。
20数年前、本書の原本(原本に近い?)であった勁草書房版吉本全集の『カール・マルクス』を繙いた。『ドイツイデオロギー』や『経哲...