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暁のキックスタート (広済堂文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
バイク乗りの意識の浮遊を描き切った、隠れた名作
【コメント】:
オートバイというのは不思議な乗り物である。
いわゆる「風を切って」走る爽快感、これは乗ってない人でもわかる。
しかし、意識がどこかへ飛んでいくようなエクスタシーは
乗ってない人にはわからないだろう。
この実験的小説は、オートバイ乗りのそういう意識の浮遊感を
見事にあらわしきっている。
エッセイとミステリーとノンフィクションの融合……とでも言おうか。
だがそうい...
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暁のキックスタート (広済堂文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
フィクションとノンフィクションの融合
【コメント】:
『暁のキックスタート』、いいタイトルだ。片岡義男のバイク小説を思い起こし、懐かしさから購入した。
淀みなく流れるきれいな文章に引き込まれて読み進めていくうちに、{この本、どこかで読んだような気が・・・・・}といった、いわばデジャビュ的感覚に囚われ始めた。登場人物も語られる事柄もまったく違うのだが、風景描写や内面描写がそう感じさせたのかも知れない。それに私もオートバイ乗り(30年)だか...
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暁のキックスタート (広済堂文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
雑誌の制約からか ちょっとお上品
【コメント】:
平成8年に唯一のツーリング専門誌「アウトライダー」に連載されたバイク旅行に関する短編集なのだが、雑誌の性格上なのか、私にはちょっと上品かなあ。
オートバイ小説がいくつか紹介されているがこの本の基調は、丸山健二や浮谷東次郎の叩き付けるような激しい情熱でもなく、ロバートパーシングの「禅とオートバイ修理技術」(これは名作!)の神経をすり減らすような緊張でもなく、片岡義男のお洒落なナルかかった、...