●
彩花へ、ふたたび―あなたがいてくれるから (河出文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
こんな本に出会いたかった
【コメント】:
神戸事件(酒鬼薔薇事件)で娘を亡くした母の二冊目の手記。妹を亡くし、加害少年と年の変わらない彩花ちゃんの兄の文章が心を打つ。それにしても、あれほどの不幸に見舞われた遺族が、なぜ短い期間に生きる姿勢を整え、社会にメッセージを発信していけたのか。励まされる側が励ます側に変わっていったことは驚きとしかいいようがない。この本で、ジャーナリストの東氏が遺族とどのような対話を重ねていったのかがよくわかり合...
●
彩花へ、ふたたび―あなたがいてくれるから (河出文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
まれに見る死生観の深さ!
【コメント】:
酒鬼薔薇事件で亡くなった山下彩花ちゃん。お母さんが綴った1冊目の手記があまりに反響を呼び、この2冊目を書かざるを得なくなったとか。
事件後、お母さんがどういうふうに娘の「死」を受容していったのか。対話の伴侶となったジャーナリストと交わされた深い哲学的思索がわかりやすく紹介されています。
出版社に感謝の手紙が絶えず、この本を読んで自殺を思いとどまった人が何人もいたというのもうなずけます。お薦め...