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こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 (文春文庫 い 17-15) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「こころ」VS.「心の王國」
【コメント】:
女性の一人称で書かれた作品です。
登場人物も少なく、菊池寛とその秘書「わたし」、それに朝鮮半島出身の馬海松の三人です。しかも、「わたし」を中心に三角関係なのですが、これはサイド・ストーリーです。
本筋の話は、「わたし」が、社長である菊池寛の人となりから小説の本質まで、その真実を探るものです。従って、「わたし」を探偵役としたミステリー仕立てと言っても良いかも知れません。それ...
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こころの王国―菊池寛と文藝春秋の誕生 (文春文庫 い 17-15) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
こういう人だったんだ。
【コメント】:
菊池寛という作家は名前は有名なんだけど、大衆小説ばかり
書いていて、夏目漱石や太宰治のように、現在誰でもが一度は
読んだことがある、という作家ではない、ということで、
名前以外には、全く知りませんでした。
かなりスケールの大きな「親方」であったのに驚きました。
本書は架空の秘書の視点で菊池寛を描いており、菊池寛の人となりだけ
ではなく、主人公の心模様も非常に面白く...