関連商品
・
敗れざる者たち (文春文庫)
・
バーボン・ストリート (新潮文庫)
・
一瞬の夏 (下) (新潮文庫)
・
彼らの流儀 (新潮文庫)
・
一瞬の夏 (上) (新潮文庫)
レビュー
●
テロルの決算 (文春文庫 (209‐4)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
僕が政治に興味を持つに至った事件
【コメント】:
昭和35年、僕は小学校5年の秋のこと。多分友達と遊んでいた。そしてまたも多分土曜日(か日曜日)・・家に父がいたと思うから。当時は土曜日は昼まで努めていた時代。何か忘れ物をしたかの理由で家に帰ったら、お父さんが「えらい事になった」と唸っていた。「浅沼さんが刺された」「浅沼さんって誰?」「社会党の偉い人や・・」・・・まあこんな会話をした記憶がある。でも僕はそれから遊びに出て行ったからのん気なもので...
●
テロルの決算 (文春文庫 (209‐4)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
ドキュメンタリーの原点とも言える傑作
【コメント】:
昭和35年に起きた社会党委員長浅沼稲次郎刺殺事件を扱ったドキュメンタリー作品。犯人と浅沼の生い立ちから事件までの経緯が関係者を含めて小説風に語られるのだが、豊富な取材に裏付けされているため、語り口に不自然さを感じさせない秀逸な出来。事件が起きた時、私は4才。事件の概要は後に知るのだが、右翼の若者が社会党の委員長を刺すと言う、余りに図式的な構図に当時は興味を持てなかった。本書はそれを覆す出来。
...
●
テロルの決算 (文春文庫 (209‐4)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
愚直なまでに直線的に生き抜いた2人の人生の交錯を描く。
【コメント】:
日比谷公会堂で演説中に刺殺された、浅沼稲次郎と17歳のテロリスト山口二矢の人生の交錯を描きだしている。人生の長さは異なるが、2者が辿った愚直に、そして直線のような人生を丹念に調べ、そして交錯までの過程を冷静に綴っている。人物を生き生きと描き出す著者の力量に唸らされた。
Amazonで詳細を見る! |