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この国のかたち〈5〉 (文春文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
身近なものから日本史を振り返る
【コメント】:
第5巻は、神道、宋学など、日本の歴史を貫いてきた宗教・思想にスポットをあてた随筆が中心。
でも私はむしろ、「鉄」の項を興味深く読みました。
古代から近代にかけて、この素材が日本の歴史にいかなる影響を及ぼしてきたのか、多角的に論じられています。いまでは何気なく使っている金属ですが、このような身近なものから日本の歴史を振り返る作業も、歴史の面白さといえましょう。
日本の歴史をさまざまな...
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この国のかたち〈5〉 (文春文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
神道と宋学についての重要な論文集
【コメント】:
第五巻は、1994年から1995年分を収録している。
司馬は96年2月に亡くなったから、最晩年の随想録である。
大きなテーマは3つ。神道、鉄、宋学である。
司馬は小説家になった動機を次のようにあげている。
「終戦の放送をきいたあと、なんとおろかな国にうまれたことかと思った。
むかしはそうではなかったのではないか、とおもったりした。(中略)
疑...