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空気と戦争 (文春新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
空気に水を差すことの難しさ
【コメント】:
本書から読み取れるのは、黒を白にしたと言うよりも、数字にほんの少しのさじ加減をした程度のことが重なり、明らかに負けるとわかっていた戦争に突き進んでしまったと言うことである。そのさじ加減をさせたのは「空気」で、さらに「空気」はさじ加減に対しての異議も許さなくなる。
これは現代にも続いている問題で、官僚のみならず、マスコミや学者が出してくるデータにも「空気」の力が働いていると思えるものが...
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空気と戦争 (文春新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
猪瀬 直樹・版「空気の傾向と対策」
【コメント】:
先ず、本書に登場する当時の若人のはじき出した、石油需給予想や日米開戦シュミレーション結果の驚くほどの正確さに注目した。現在とは比べ物にならない情報量の少なさやインフラの貧弱さにも拘らず、レトロスペクティブな検証にも耐えうるものだからだ。
次に、本書に登場する当時の軍人や官僚が極めて冷静な言動をすることにも驚いた。アメリカ映画や日本のドラマで描かれる、戯画化(caricaturize)された軍人像...