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レビュー
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唯幻論物語 (文春新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
わかりやすくて、いろいろと腑に落ちる
【コメント】:
岸田秀の本は、わかりやすいのでベッドに寝っ転がりながら読んだものである。しかし、そのうちにいろいろと考えさせられて、起き上がったりもした。
この本では、著者のわかりやすさへのこだわりも語られる。それは、自分が興行師の育ちだからかもしれないというが、そもそも、精神分析自体が常識的な人間理解をいくらか深めて体系化したものなのだという。それはすでに諺などでも言及されているとして、多数の語句...
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唯幻論物語 (文春新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
神経症
【コメント】:
岸田氏は、まず最初に、自分が「母親は無条件の愛を持つべきである」という規範には囚われていないことを述べている。そして親の利己的な動機が子供を神経症にするのではなく、利己的な面を隠すことが子供を神経症にすると述べている。巷にあふれる、単に母親の愛情不足を攻撃するような内容の本ではない。親の愛情を感じるが、何か息苦しいと思っている人は一度読んでみる価値がある。愛情だと思い込んでいるものの正体が見え...
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唯幻論物語 (文春新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
無条件の愛
【コメント】:
母親の愛とは、無条件の愛情であり、絶対的なものであると、著者はすっかり信じているようだ。自分はそうした人間関係の基本となる愛情を知ることができなかった、という負い目を感じて生きているように思う。それが執拗な母親への攻撃なのだろう。母親への恨みつらみをだいぶ著書のなかで展開していて、読者として付き合うのにも骨が折れた。
さて、彼の家庭環境とその境遇は、むしろ恵まれたものであったと、周囲の人...
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