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松本清張の残像 (文春新書 (290)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
時代を生き、時代を探る
【コメント】:
松本清張の「昭和史発掘」の担当編集者だった著者が、清張との思い出をまとめたものと要約できるのだろうが、そのような言葉で予想されるようなやわな出来ではない。清張の昭和史発掘の執筆のために著者が行った調査への情熱はちょっと読んだだけでよく分かる。特に、2.26事件への集中と見識は大変なものであろう。その過程での脅迫や恫喝もあったという。時代に先駆けた女性記者のすごさを感じる。文章そのものはやや潤いにか...
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松本清張の残像 (文春新書 (290)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「清張番」の貴重な回顧
【コメント】:
長年松本清張を担当された編集者の貴重な回顧録です。
前半が「半生の記」の読み直し、後半が編集者として担当した「昭和史発掘」連載の回顧です。だから、松本清張の全作品に触れているわけではありません。この二作品を中心に在りし日の清張を回想するという趣になっています。
この本で知ったことは少なくありません。新潮文庫版の「半生の記」は
「それが、その頃の私の道であった」という有名な文で唐突に終わり...