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北岸部隊―伏字復元版 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
戦場のリアリティ
【コメント】:
林芙美子が好きな人にも、好きでない人にもお勧めしたい本です。
吹き飛ばされた兵隊の足(「誰の足だかもわからない脚、青い木綿の洋ズボンに黒い足袋をはいている」)、食べ物に群がる蝿、茹であずきが十粒ほど泳いでいるだけのぜんざい。
体で感じたこと、見たことが素直に書かれています。
こんなに素直に戦場を描いた人が、他にいるでしょうか。
彼女の日本の兵隊礼賛、中国人・中国兵への蔑視は、現代の人間か...
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北岸部隊―伏字復元版 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
戦場を歩く林芙美子
【コメント】:
パリに行ってから6年後、林芙美子は戦争を取材するために中国に旅立つ。パリ旅行の頃には、すでに満州で動きが始まっていた。この6年間に情勢は大きく動き、日本は中国との全面的な戦争に突入していた。短くテンポのよい文章。林芙美子は見たものを的確に描写する。ヨーロッパを見ているときと同じ、視点はあくまでも自分のうちにある。ときに、残酷な場面を描きながらも、全体は美しく描かれる。国策のための取材だから、「...