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レビュー
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昭和の動乱〈上〉 (中公文庫BIBLIO20世紀) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
貴重な資料である事には間違いない
【コメント】:
当時の外交官であり、常に国家の中枢にいた著者だからこそ知りえた事実が書かれており、とても参考になりました。
日本の対中国政策や二・二六事件の秘話、弱体化する政党政治体制などが段階をおいて書いてあり、読みやすかったです。
ですが、ところどころに『自分は悪くなかった。ただ、あいつ等が暴走した』という趣旨の自己弁護が前後に書いてあるのは注意して読むべきでしょう。
特に後半は軍部への恨み辛...
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昭和の動乱〈上〉 (中公文庫BIBLIO20世紀) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
恥知らずの良い見本
【コメント】:
外務省外交史料館に残されている文書や、外交や経済に関する最近の研究と照らし合わせながら読んでみて、唖然とした。かって対立した外交官や官僚の多くが亡き後に書かれたからか、嘘と自己弁護、そして論理のすり替えがかなり多い。なにより、自分が負うべき責任まで軍部に転嫁しているのには驚かされた。 かっての重光の立場とは正反対のことも書かれているので、事実関係を承知している人が読めば、戦後の重光にとって何が...
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昭和の動乱〈上〉 (中公文庫BIBLIO20世紀) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
あまりに明晰なだけにあまりに不可解
【コメント】:
上下巻を通じて非常に明快な論理でまとめられた、敗戦までの昭和通史だと思う。今読んでも全く古く思えないほど、この著者は明哲な近代的合理主義者だったのだと思う。この著者の思惑はすべて正鵠を射ていたわけで、単なる結果論にも、官僚的責任逃れにも収まらない価値を持つ著作だと思う。それだけに解せない。動乱から大東亜戦開戦に至る経緯が。 著者はこの動乱の原因を、政府の無能、軍部の横暴、国民の政治的訓練不足の...
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