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レビュー
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インカ帝国探検記―ある文化の滅亡の歴史 (中公文庫BIBLIO) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
叙情性たっぷりのインカ史入門
【コメント】:
まず、まるでおとぎ話ででもあるかのような文体にぐいぐい引き込まれる。
無味乾燥な学者の報告、といったものではなく、感情たっぷりに、それでいて史実をきちんと描きながらつづられており、まさに、インカ史を知るための第一歩としてこの上ない一冊だ。
ピサロを単なる残酷な征服者ではなく、分別のあった人物として描いていることは、インカ帝国および先住民にシンパシーを覚える人にとってはあまりうれし...
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インカ帝国探検記―ある文化の滅亡の歴史 (中公文庫BIBLIO) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
インカ征服の過程
【コメント】:
1961年の単行本の文庫化。
ピサロによるインカ帝国征服の様子を克明に描いた歴史書。同時代の文献、現代の考古学的研究などを用いて、征服の過程を再構成している。学術的というよりは、なかば物語風に通史を描いたもので、誰にでも楽しめるように出来ている。
著者の構成力、文章力はなかなかのもので、引き込まれるように読んでしまった。
特に人物の内面を描くのが上手い。本の全体はインカに同情的...
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インカ帝国探検記―ある文化の滅亡の歴史 (中公文庫BIBLIO) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
みずみずしい感性
【コメント】:
征服に来たスペインの総督ピサロが、インカの皇帝と対決する場面は、圧巻である。戦史のようであり、冒険物語のようでもある。映画のように鮮やかなイメージを運んで来て、映画などでは表現しきれない描写がなされている。 著者は学者であるが、「人間」のよくわかった研究者である。ピサロの感じ方にも、皇帝の心の模様にも共感する感性をもっている。むろん、史料がすぐれているのかもしれないが、それを構成し再構成する力...
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