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喪なわれた岩壁―第2次RCCの青春群像 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
いまひとつ
【コメント】:
文章に佐瀬稔のキレが出ていなかった。
戦時中、行きたくてもなかなか行けなかった若者が山に情熱と命をかけた様子を強烈に鮮明に描き出した作品。
作品の視点が登山そのものにあるのではなくて、若者にあるため具体的な鬼気迫る山中での出来事を期待すると肩透かしを食らうが、今から50年以上も前の戦時中や戦後直後であっても、心が人間社会には向かわずに山や大自然に対峙することによって己を見出していた若者は...
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喪なわれた岩壁―第2次RCCの青春群像 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
戦争と死
【コメント】:
1982年に山と渓谷社から出た単行本の文庫化。
戦中から昭和40年代までの日本のロッククライマーたちを取り上げ、その強烈な生き様を描き出した名著。
松濤明、奥山章、芳野満彦、安川茂雄、吉尾弘など、この時期のクライマーには鬼気迫る雰囲気がある。死と隣り合わせで、困難な岸壁に挑戦しては次々と命を失っていく。どこか、みずから死を求めるようなところさえある。それはひとつには戦時中の凄惨な死の体...