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文明の生態史観 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
ユーラシア諸文明のなかの新しい日本観を築いた古典
【コメント】:
本書は1950-1960年代に著者がアジア諸国を調査・旅行した経験を踏まえて、ユーラシア大陸における諸文明の見取り図を実証的・生態的に描いたものだ。著者は世界における日本の位置付けを熟考し、東洋・西洋という慣習的区分を乗りこえ、ユーラシア大陸を高度な近代産業文明の段階に達した第一地域、およびそうでない第二地域とに区分する。そして、日本をユーラシア東側における唯一の第一地域として、ユーラシア西側の西欧諸国...
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文明の生態史観 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「東洋=西洋」を崩した、新しい文明観
【コメント】:
単純な、「東洋=西洋」の文明観を否定し、筆者は間に「中洋」を設ける。
さらに、「西ヨーロッパ」と「日本」をそれぞれ1ブロックとして扱い、それを第1地域、残りを第2地域とする。
筆者の言うように、アジア地域よりも西ヨーロッパに、日本は多くの共通点を見出せる。
とりあえず、楕円で書かれたユーラシア大陸の区分図はすごいと思った。
左右の端っこに西ヨーロッパと日本、大陸を斜めに乾燥...
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文明の生態史観 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
未来を支える名論文
【コメント】:
固体とその発生地の環境条件との相互作用を考察する生態学的方法論をもとに、地球上の文明の比較がされていました。
地理的・時間的に広範に物事を見る想像力、事象を分析するための綿密な方法論、複数の学問領域を越える学際的研究など内容以外にも多いに学ぶことが多い好著です。本書には筆者の各種論文・公演が整理されているので、筆者の生態史観そのものの変遷(Succession)が見えます。
筆者の意...