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レビュー
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ローマの歴史 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
皮肉と真実の娯楽
【コメント】:
作者の知見が確かなので皮肉や辛らつな表現があっても次の文章では必ず歴史書としての軸線に戻ってくれるので安心して読めます。ここがあやふやな書き手は自分の勝手な価値観で話を作るので結局は三文小説どまりですが、さすがにローマ史という世界中にうるさがたのいるテーマで生き残った作品です。
世界に帝爵の大国は幾多あれども西のローマ帝国、東の漢はまさしく超大国であると同時に今にいたる東西の国家観の原点と...
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ローマの歴史 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
呼び水としてのvirtus
【コメント】:
イギリスの歴史家、E・H・カーは、「歴史とは、歴史家と歴史事実との相互作用の不断の過程であり、現在と過去の間の尽きることのない対話」(『歴史とは何か』)であると述べております。かんがえてみれば、歴史記述というのは今に至るまで「正しい」と「楽しい」との間を振れながら続けられてきたのかもしれません。
いっぽうで、「本を全部信じるのは何も読まないのと一緒」という箴言もあるように、一冊読んで、なべ...
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ローマの歴史 (中公文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
ローマ史の決定版
【コメント】:
この本を読んで、ローマ史ファンになった。冒頭に著者が書いているように、私も、この本を読むまでは、西欧の古代史はギリシアであって、ローマは模倣の頽落形態だと信じていた。だが、本書は、そんなイメージを一新してくれる。人間という変動が大きい商品を扱う先物取引としてのローマの政治を、スピーディで明快、簡潔、ユーモラスに描き切る。しかし、変な端より方はしていないので、複雑な社会状況や人間関係がヴィヴィッ...
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