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潤一郎訳源氏物語 (巻2) (中公文庫 (た30-20)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
谷崎源氏の語り口。
【コメント】:
谷崎源氏はいかにも女官が読者に語りかけるように書かれているところに大きな特徴があると思います。谷崎は語学的文法的なバックアップは専門家に任せて、自分はある程度自由に日本語を崩しています。つまり、書き言葉以上に話し言葉なら、文法にこだわる必要が少ない事を谷崎はよく知っていました。谷崎の文体は非常に音楽的なので、文法に拘ると作家の理想である流麗な文体が実現しないからなんです。また同時に、話し言葉の...