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フォト・リテラシー―報道写真と読む倫理 (中公新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
アウシュヴィッツ以降写真を見ること
【コメント】:
報道写真はよく「撮っている暇があるなら助けろ」といった撮る側の倫理が問題視されてきたが、本書は写真を「見る側」の倫理を問うという意味で「リテラシー」とした著者の意図は十分に序章で説明されている。とはいえ著者は「写真をこう読め」と導くことはしない。例えば貧しくとも笑顔で生きる途上国の少年少女といった、写真を見る私たちが自然に陥る<了解>の枠組みが、写真の向こう側にある個別の事実や悲劇をむしろ遠ざ...