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タイトルの魔力―作品・人名・商品のなまえ学 (中公新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
あらゆる「タイトル」への知的で論理的なこだわり
【コメント】:
「魔力」というタイトルだが、怪しげな本ではない。私たちの身の回りの名前やタイトルの成り立ちや意味を、知的好奇心旺盛に分析してゆくもの。後半、絵画のタイトルについて論じている部分では、ワトーの《シテール島への船出》とかブリューゲルの《イカロスの墜落》が話題になるなど美術史的でもあり、アカデミックな印象だ。著者の論理的な文章は読むのに時間がかかるが、内容は明快である。分析が厳密で、ふつうの人が見過...