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レビュー
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古文書返却の旅―戦後史学史の一齣 (中公新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
網野史学の形成過程
【コメント】:
1950年から1955年にかけて東海区水産研究所月島分室にて日本常民文化研究所の一員として全国各地の漁村の古文書を蒐集していた網野氏。しかし月島分室解体、水産庁水産資料館への移管、月島分室の代表者であった宇野脩平氏の死去といったゴタゴタの中で、借用していた古文書のうち少なからぬものが返却されぬまま放置されてしまった。網野氏は月島分室時代の後始末をする必要を感じ、1980年、神奈川大学に異動し、日本常民文化...
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古文書返却の旅―戦後史学史の一齣 (中公新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
網野歴史学の原点
【コメント】:
戦後どさくさの時代に全国各地から借り出した古文書を、網野さんが返却に行く話だが、その中に自分の回顧や、網野史学をどこから築いたのか、古文書読解・保存の方法、歴史学者たちの一面、各地の風景、移り変わり等さまざまなことが盛り込まれており、網野さんの著書に関心ある人はもちろん、なくても歴史が好きな人は一読の価値あり。個人的には、水産庁に在籍したことがあるので、一層関心が持てた。なお、途中出てくる阿部...
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古文書返却の旅―戦後史学史の一齣 (中公新書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
現地・現物・現場
【コメント】:
期間を過ぎて長期間借用していた古文書を返却する旅を通じて、筆者の歴史や社会の観念的な理解が現実的な理解へと変わっていく様が描かれていました。
筆者のような社会や歴史に対する慧眼の持ち主も、こうした現地・現物の地道な調査を通じて知見を深められたことがわかり、現場の大切さというものを改めて認識しました。
古文書を通じて現実の社会像を残そうという意思が筆者の訪れる旧家の方々にも見られ、...
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