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日本の外交―明治維新から現代まで (中公新書 (113)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
おもに戦前の日本外交を読み解く好著
【コメント】:
本書の副題に「現代まで」となっているが、実際には戦後冷戦体制が出来上がる頃までが
対象である(それ以降はあまりに執筆時1966年に近すぎたのだろう)。
内容としては、明治維新から冷戦期までの日本の外交を左右した思想を扱っている。
その中には主流になり得なかったものもあるし、あるいは時代によって対立した
思想がシーソーのように政策となって現れてしまう時期もあった。
この...
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日本の外交―明治維新から現代まで (中公新書 (113)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
現在なお現役
【コメント】:
本書で扱われるのは、明治初年から第二次世界大戦を経て「吉田ドクトリン」が規定路線となる1960年前後まで。目指すべき国家目標が比較的明確で、政府当局者の見た「現実」と世界の「現実」が基本的にシンクロしていた幸福な明治期の日本外交は、やがて勃興する中華ナショナリズム・ソビエト共産主義・アメリカニズム・世界大恐慌といった荒波に揉まれる中で次第にリアリティを喪失、ついに破局(日米開戦・帝国の崩壊)へ...