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レビュー
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文明の環境史観 (中公叢書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
環境考古学を確立した著者の主張
【コメント】:
著者は世界の様々な文明を、畑作牧畜を基盤とする動物型文明であり、近代ヨーロッパ文明の礎にもなった「力と闘争の文明」と、日本を含む環太平洋地域の森と海の風土に育まれた植物型文明である「美と慈悲の文明」に大別し、後者にこそ21世紀の最重要課題である地球環境問題を解決する鍵があると主張する。また著者は、江戸時代の日本のような、自然環境や他民族へのインパクトの少ない自給自足的社会こそ無条件に善であると...
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文明の環境史観 (中公叢書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
モンスーン森の文化が世界を救う!
【コメント】:
風土と気象が文明や思想・国民性を形成するという事実を指摘したのは、和辻哲郎『風土』だが、氏はこれに動態性を付加し、平板な史観から脱却した新しい視点を提示した。すなわち専門の花粉の化石分析と年縞という土質年代の構成などから当時の気候を類推していく手法で、歴史を環境という面で考えることでまったく新しい歴史観を提示している。 氏は、西洋史観の盲点を鋭く突いて、「今後地球文明の鍵はモンスーンアジアが...
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文明の環境史観 (中公叢書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
研究成果は秀逸です
【コメント】:
著者は、従来の西洋中心史観、もっと言えばマルクス主義的な単一的歴史観に見切りをつけて、独自の視点から歴史観を構築しようとしている研究者の一人です。 最初に従来の歴史観に対する批判を縷々述べた部分に突き当たりますが、ここで星一個原点としました。これくらいのことは、梅棹氏の「文明の生態史観」、川勝氏の「文明の海洋史観」でも述べられています。 しかも、歴史を専門とする彼らのほうが、歴史観に関する分...
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