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新潮選書 世界文学を読みほどく (新潮選書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
小説の読み方を学ぶ
【コメント】:
名作とは、誰もが知っているのに誰も呼んだことが無い作品を言う
というジョークがあります。自分にとってはトルストイの「アンナカレニナ」とかプルーストの「失われた時を求めて」というのがそれに当たりますが、とは言え中身を知らないとサスガに後ろめたい。
こういう気持ちをわかる人には要約よりは深く、しかし批評よりは浅く世界文学を紹介している本書は大変身の丈にあった本だと思います。
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新潮選書 世界文学を読みほどく (新潮選書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「読みほどく」というよりは、「はじめての世界文学」という感じ
【コメント】:
京大での集中講義という触れ込みの本書だが、
ナボコフ級の名講義を期待すると肩透かしを食らう。
時間的制約もあったとは思うが、
個々の作品の歴史・地理的背景についての
大まかな説明が導入部でなされるほかは、
「講義」の殆どがあらすじの紹介で終わっており、
ところどころに著者独自の切り口が示されるものの、
「読みほどく」というところまでは
到底届いていないとい...
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新潮選書 世界文学を読みほどく (新潮選書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
小説を読む楽しさを教えてくれる
【コメント】:
数多ある小説に一つの系譜を読み取るとすると、こんな具合になるのかと感服しました。スタンダール、ドストエフスキーの小説は「一人の神から派生したディレクトリ、樹木状の構成」をした世界であるが、「世界は個々の項目の羅列から成り立っていて、それらの間には関係性が深いものと深くないものがある。全体を統一するディレクトリはない」ことをメルヴィルは『モービ・ディック』で書きたかったのではないか、そしてジョイ...
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