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レビュー
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全身落語家読本 (新潮選書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
同時代の噺家による落語評論の傑作
【コメント】:
実にうれしい本である。噺家自らが著した落語評論・随筆そのものが数少ない中で、その内容のレベルや読み物としての評価を含め、同時代の現役噺家の落語評論でベストと言ってよいだろう。もちろん古くは著者の師匠談志の『現代落語論-笑わないで下さい-』(昭和40年発行)という傑作や、小三治師匠の『落語家論』(平成13年発行)などがあるが、前者は高い評価が定着した今や古典ともいえる作だし、後者は随筆のアンソロジーで...
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全身落語家読本 (新潮選書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
情に厚くて愛情表現の下手な全身落語家の好著
【コメント】:
落語家としてのほかに,映画監督,演劇の演出家,役者としても活躍する志らく師匠のであるが,本書を読んでいると,じつはけっこう不器用な人なのではないかと思えてくる。
かれは思ったことをズバズバ書くので,同業者にも敵が多いらしい。でも,本書の前半に書いてある,昭和の名人たちをはじめとする著名な落語家たちについての紹介・感想を読むと,愚直に愛情深い志らく師匠の純情さがみえてくる。
そのう...
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全身落語家読本 (新潮選書) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
落語ファン必読の書
【コメント】:
談志の弟子志らくによる落語の手引書。 あとがきに「志ん朝師匠ほど上手に語れるのなら理論なんて不要なのかも知れない」とある。確かにその通りなのだが、志ん朝クラスなんて片手もいない。大半の落語家は落語の衰退に危機感もなく、落語を現代に通用させる努力をしないばかりか、実は落語の魅力すら判っていない、というのが著者の弁。 その語り口は熱いが、思いだけにとどまらず的確に落語の面白さを理論化している。
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