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レビュー
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キリストの勝利 ローマ人の物語XIV のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
宗教国家へ変貌するローマ
【コメント】:
『ローマ人の物語』をほぼ三年ぶりに手にとりました。この14巻では、コンスタンティヌス大帝亡き後のローマ帝国が描かれています。コンスタンティヌス大帝はキリスト教を国教化しましたが、それ以後キリスト教が他の宗教に対して優位に立ち、かつ内部の教派的対立を克服していく過程が描かれています。これはローマの伝統的知識人の敗北でもあり、人間よりも神に関心が向けられることでローマの豊かな文化が失われていく過程...
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キリストの勝利 ローマ人の物語XIV のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
キリスト教が主役
【コメント】:
14巻はコンスタンティウス帝からテオドシウス帝まで。辻邦生の『背教者ユリアヌス』のファンとしては待ちかねた巻であった。塩野さんもユリアヌス帝を好意的に描いていて、ひと安心。ユリアヌスの時代背景の理解が深まった。
思い入れは別にすると、本書の最大の特徴は章立てである。第一章のタイトルはコンスタンティウス帝、第二章はユリアヌス帝だが、第三章はテオドシウス帝ではなく、司教アンブロシウスとなっ...
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キリストの勝利 ローマ人の物語XIV のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
人は明日に希望が見出せなくなると宗教への傾倒を深める
【コメント】:
私は、古代ローマ帝国がコンスタンチヌス大帝により、キリスト教国家へと転じた辺りのことは、イマイチ、どうにも、理解できていないのだが、これは、むしろ、今のアメリカにおけるメガチャーチと呼ばれるキリスト教系の巨大宗教保守団体の台頭を見ていると、何となく、わかるような気がしてくる。
人々は、自分の生活が苦しくなり始め、また、明らかに国家が行き詰まり始め、希望が見出せなくなると、敢えて、見たくない...
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