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レビュー
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ローマ人の物語 29 (29) (新潮文庫 し 12-79) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
帝国のかげり
【コメント】:
賢帝アントニヌス・ピウスの穏便な帝国運営の影で、徐々に帝国の基盤が揺らぎ始めていたというのは面白い。確かに23年間もの統治を終えて哲人皇帝マルクスに引き継いだ年からあらゆる問題が表面化してくるのは前任に問題があったとするしかない。
「ハドリアヌスが偉大だったのは帝国の再構築が不可欠だと誰もが考えなかった時期にそれを行ったことだ」という一文には深く考えさせられる。
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ローマ人の物語 29 (29) (新潮文庫 し 12-79) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
うまく機能しているかに見えた帝国の大いなる機能不全
【コメント】:
うまく機能しているかに見えた帝国の大いなる機能不全、それこそが即ち、帝政を維持する上で、「肝心」と言っても良い、明確な皇帝選出ルールがなかったことであろう。
つまり、実子がないうちに皇帝が死んだりすると、各地で軍司令官が、勝手に、「兵士に推された」という形で皇帝になることを宣言し、結果、混乱と、最悪の場合、内戦を引き起こす・・・ということが起こり、それを繰り返しているうちに、ローマは衰退を...
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ローマ人の物語 29 (29) (新潮文庫 し 12-79) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
五賢帝最後の皇帝にローマ凋落の翳りが見える
【コメント】:
今日紹介するのは、塩野七生さんの「ローマ人の物語」29巻です。
文庫版なので、なにげに凄い巻数になっていますが、ハードカバー版でいえば11巻である「終わりの始まり」を三分割したものの最初の巻です。ローマの歴史を著者の考察を交えつつ、始まりからずっと綴ってきた「ローマ人の物語」もいよいよローマ帝国の衰亡の始まりにさしかかりました。
今回登場する皇帝は、五賢帝の最後を飾る「哲人皇帝」マル...
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