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レビュー
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ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
ローマ帝国のまったく平穏な時代
【コメント】:
帝国巡回の旅に出たハドリアヌス。塩野氏が、ハドリアヌスが挑発して勃発させたと論じるユダヤ反乱を制圧し、ローマ帝国の不安要素をほぼ排除します。しかし、後に「一貫していないことでは一貫している」と評される性格のハドリアヌスは、晩年、単なる気難し屋とも言える行動が多くなります。塩野氏は、この原因を「年齢(高齢)」「病気」だけでなく、やらねばならない仕事はすべてやったという精神のゆるみに求めます。ハド...
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ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
現代社会はローマより近代的か?
【コメント】:
当時のローマを評したアエリウス・アリスティデス(ギリシア哲学者)の言葉より:
「ローマは、誰にでも通ずる法律を与えることで、人種や民族を別にし文化を共有しなくても、法を中心にしての共存共栄は可能であることを示した。そして、この生き方がいかに人々にとって利益になるかを示すために、数多くの権利の享受までも保証してきたのである。」 (P.177)
ローマ人は、属州税により帝国を維持し、属...
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ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
皇帝にも色々いる
【コメント】:
ハドリアヌスはその鋭敏な感性と、人に一切親密さを抱かせない独特の感性で帝国を仕切り晩年には自分の存在すら必要の無いほどのシステムを築き上げる。別邸にこもった後は常に癇癪を起こし不機嫌極まりなく元老院にすらその矛先を向けたため皆からとにかく疎まれる存在になってしまった。その点アントニヌス・ピウスはとにかく人に好かれ、独断で決めることなく常に前任を意識しながらもスムーズに統治を完遂した。
大改...
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