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ローマ人の物語〈22〉危機と克服(中) (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「健全なる常識人」ヴェスパシアヌス
【コメント】:
ローマ市街戦にまで発展したネロ死後の皇帝の座をめぐる争い。事態を収拾したのはシリア属州総督だったヴェスパシアヌス。場当たり的にその地位についたネロ死後の皇帝らと違い、彼は忠実な同僚のムキアヌスや息子ティトゥスと周到に準備をすすめ、皇帝の座につきました。
この高貴な生まれでもなく前線勤務の軍人から出世したヴェスパシアヌスの資質を、塩野氏は「健全な常識人」と評し、その資質こそが混乱の極みにあっ...
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ローマ人の物語〈22〉危機と克服(中) (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
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ローマ帝国の懐の深さ
【コメント】:
この巻で感じるのは、ユダヤ人の特異性だ。なぜ彼らはこの時代に既にここまで頑なに他者との同化を拒んで選民思想の虜になりえたのか・・・著者なりの回答を寄せてはくれているがそれだけでは納得できない部分がたくさんある。そしてそれが現代にまで根深く残っているのだから恐ろしい。自分達で街を作らず必ず出来あがった街に入り込むくせにそこで独自のコミニティを作り上げる。ユダヤ人については更に勉強したくなった。
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ローマ人の物語〈22〉危機と克服(中) (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
ローマの危機管理
【コメント】:
ローマ帝国の「危機管理」の確かさが 実に読み応えがある。主導権を巡る内部闘争が 外部の反乱を招くというのは 現代の色々な「組織」でも良くある話だ。日経新聞を読んでいれば そんな記事は百出である。誠に 人間は2000年前と大して変っていない。
そんな危機にどうやってローマ帝国が対応したのかが本書のテーマである。見事な危機管理振りには唸ってしまう。
ここで塩野七生が追求しているのは その時...
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