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ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下)新潮文庫 のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
報復合戦の果て・・・
【コメント】:
マリウスとスッラによる報復の応酬がもたらしたものはスッラの独裁だった。共和制に強力な独裁者が生まれれば、それは王制に至る危険を孕む。しかし、筋金入りの保守派のスッラは、独裁官としての権限を元老院を中心とするローマの秩序再建のためだけに行使してさっさと引退してしまう。
スッラの再建したローマの秩序は、スッラの死を境にして崩れていった。スッラ体制を崩壊させたのは、スッラの下で力を付け...
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ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下)新潮文庫 のレビュー・感想
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【タイトル】:
血で血を洗う権力闘争、そして地中海平定
【コメント】:
紀元前1世紀前半。スペインやオリエントへの遠征が相次ぐなか、マリウスとスッラとの間で血で血を洗う抗争が激化します。お互いに一族一派を粛清(虐殺)しあった結果、元老院階級の3分の1近くが欠員となってしまうという愚かしい状況。建国して数百年にわたりその勢力を伸ばし共和政のもとで民主主義を発展させてきた成熟した国家のイメージはそこにはみられません。
ただ、最終的に抗争を制し独裁者となったスッラは...