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司馬遼太郎が考えたこと〈9〉エッセイ 1976.9~1979.4 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
民族と土地の問題を通して、日本の将来とアジアの中の日本を見つめようとされた書
【コメント】:
これは、1976年から2年半の司馬さんの思い出を綴った書です。国内では成田空港が開港し、国際的にはイラン革命がおこるなど騒然とした頃です。この頃司馬さんは、「胡蝶の夢」や「項羽と劉邦」などを執筆されています。日本の近代化の中での医療に携わった松本良庵や、中国の漢帝国建設時の物語を描かれていた時期です。
「砂鉄がつくった歴史の性格」では、鉄器を作り始めた漢時代からの燃料としての木炭の需要について...