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越後つついし親不知・はなれ瞽女おりん (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
業がふかい、ということの意味
【コメント】:
『越後つついし親不知』『桑の子』『はなれ瞽女おりん』『有明物語』『三条木屋町通り』の五編。
仏教に造詣のふかい水上勉は“業がふかい”という言い方をするが、湿った、暗く冷たい、重労働に喘ぐ生活のなかでの、めくるめく愛欲、嫉妬、そして望まれぬ子の妊娠、そして無惨な破綻―と、やりきれないが、どうしても読み進んでしまう物語ばかりだ。それもどこにでもある、それだけの話かも知れないが、ひとつひと...
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越後つついし親不知・はなれ瞽女おりん (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
おりんの悲しさが伝わってくる
【コメント】:
福祉制度も無い時代に、雪国で旅芸人をしてまわる盲女・おりんの悲しさが伝わってくる、よい作品だった。ただ、ところどころセンチメンタルさが勝ちすぎなところもあったが、そういうウェットというか湿った描写も、作者の特徴なのであろう。