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レビュー
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樅ノ木は残った (中) (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
おみや さんがお幸せでありますように
【コメント】:
物語が動きます。人の織り成す錦模様、絵柄はまだ見えませんが、幾重にも織られて厚さが増していきます。人は人それぞれの世界を持ち、懸命に生きているのです。登場人物のそれぞれが愛おしくなります。己を大切にするも粗末にするも己が決めること。また、対する人もまた己であること。忘れても思い出し、思い出し生きていきます。人々の間に不和を起こさせ、それから利益を得ようとする人々、その行いは戦術の一つでしょうが...
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樅ノ木は残った (中) (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
くびじろと申す大鹿
【コメント】:
樅ノ木の主人公、原田甲斐の趣味が猪や鹿を狩ることだという点は山本周五郎のユーモアである。あの、静かな権謀術数にたけた原田甲斐が一人で山にこもり、獣を取る。この違和感が、小説にユーモアを添えている。特に大きな牝鹿”くびじろ”との対決は、濃厚な人間模様で充満しているこの小説の清涼剤。カロリーたっぷりのメインコースに添えられた温野菜といった感がある。純粋に楽しめる。ただ、一点どうしても分からないのが...
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樅ノ木は残った (中) (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
さすが山本周五郎。
【コメント】:
冒頭から一気に江戸時代に読者をタイムスリップさせた周五郎。中巻でもその勢いは止まらない。伊達藩や幕府の重臣たちの重々しい政治の世界―トップの苦悩と決断を描く一方、平凡な市井に暮らす人々の懸命で可憐な姿も巧みに織り交ぜ、息をつかせない。見事である。 多くの人に影響を与えた、というのがよくわかる作品世界だ。 若い人たち、もっと周五郎を読みましょう。 文庫になって手に取りやすく、文字使いも改められ、作者...
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