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夏目漱石―決定版 (新潮文庫 (え-4-2)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
慶大在学中発表の出世作!既に巨匠の貫禄。
【コメント】:
「日本の作家について論じようという時、ぼくらはある種の特別な困難を感じないわけに
は行かない。西欧の作家達は堅固な土台を持っている。ぼくらはその上に建っている建物
のみを、あるいはその建物の陰にいる大工のみを論ずればよい。…これを裏返せば、多く
の日本の作家は西欧的な意味での文学を書いていないということを意味する。」
この有名な書き出しに続き、著者は漱作の弟子や研究者達により創られてい...
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夏目漱石―決定版 (新潮文庫 (え-4-2)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
批評家の文章を味わいましょう
【コメント】:
普段、夏目漱石などの名作と言われる
文学作品を読むことがあっても
なかなか、批評家の文章を味わう機会が少ないと思います。
本作は、江藤淳氏が若い頃、発表された大作であります。
本著を通じ、普段、なかなか味わうことができない
批評家の視点を感じとりたいものであります。
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夏目漱石―決定版 (新潮文庫 (え-4-2)) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
漱石よりも江藤淳が気になる
【コメント】:
著者23歳発表の画期的論文以来二十年の漱石観をまとめて見渡せる一冊。「漱石の位置について」「晩年の漱石」、そしてそのほかの小論という三部構成。少なくとも「こころ」は十回は読んでいる、という著者だけにその作品の読みこみには深く、微に入り細にわたっており、漱石文学案内としても読むことができます。しかしその思索は熱く激しく、わたしには少々オーバーヒートの印象を受けました…漱石よりも著者江藤淳の人物像...