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蟹工船・党生活者 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
「蟹甲癬」をどうぞ
【コメント】:
プロレタリア文学の代表作と言われ、最近では「ワーキング・プア」世代に反響を呼んでいる作品。私は40年前くらいに読んだのだが、小説と言うよりは思想をそのまま綴っただけの内容に余り感心はしなかった。漱石「坑夫」と比べ、余裕と文学性に欠けるのである。
あの時代に、身の危険を省みずこうした作品を発表した勇気は買える。しかし、内容は労働者の過酷な労働(船内での蟹の缶詰)、資本家の搾取によりその労働...
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蟹工船・党生活者 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
多喜二の情熱を感じる
【コメント】:
「人として」の権利。それをあからさまに主張できる時代ではなかった。
虐げられた労働者の権利を声高に叫ぼうとすれば、その先に待っているのは
己の破滅だ。だが多喜二は叫んだ。作品を通して。読んでいて多喜二の
情熱を痛いほど感じる。決して洗練された文章ではない。だが、自分の
思いを込めるというより自分の思いをたたきつけるようにして書かれた作品は、
読み手の心を強く揺さぶる。作品を...
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蟹工船・党生活者 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
日本の将来に対する危機感の表れ?
【コメント】:
小林多喜二、「蟹工船」とくれば、「プロレタリア文学」と言う冠が載せられてしまい、どうしても現代社会から隔たった文学と言う印象が強かったがために、何となく敬遠してきてしまいました。
最近になって、若い人にも受け入れられ、本屋の平積みにも多く陳列されるに及んで、何がそこまで若者を引きつけるのか知りたくて手にしました。
実際、作品を読んで見て先ず感じたことは、そこにある人間や生活の生...