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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
構成力の弱さ
【コメント】:
日常の中に潜む些細な出来事が実は深い意味を持っている。その意味に気づくことは幸せなのだろうか?運命付けられているかのように受け入れるしかないいくつかの出来事。 透明な悪意に満ちた世界にパステル調の色彩のヴェールで紗をかける。そして人の心の奥底にそっとメスを入れる。独自の世界観を大上段に構えるわけではなく、静かに語りかけるように説き続ける筆者。
今、村上春樹を語る時に使われている此れらの修辞...
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
設定もストーリーも重要ではない不思議な作品
【コメント】:
わたしは普段はSF小説以外の小説はほとんど読まない‥のだが、突然、村上春樹を一作品くらい読んでおこうかと思い立った。理由はいくつかあるのだが余り意味がないので省略。
どの作品にしようかと思ったが、迷った末に村上作品が初めて戦争を扱ったという本書にしてみた。
SF小説の場合は重要なのは設定とストーリーになる。どんな世界で、どのような事件が起こり、そしてそれが如何に解決されてい...
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
不可解だが魅力的
【コメント】:
井戸や壁抜けに象徴される、無意識の方向に主人公がどんどん向っていくので、私はこの主人公が「本当に」「今」生きているのか、はらはらしながら読んでいた。意識が無意識にむかっていくと、人間は生きているのか死んでいるのかわからないような状態になる。井戸を掘るまではいいが、壁を抜けてしまうのはそういう意味でとても怖いことだ。戻ってこれないことだってあるから。こちら側とあちら側は、紙一重で違う世界なのだ。...