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レビュー
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蒙古襲来―転換する社会 (小学館文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
網野史学の胎動
【コメント】:
本書の元本の初版は、1974年だそうです。この時点
で既に、供御人を中心とした非農業民や強盗などの悪
党と海賊、後に網野史学と呼ばれるものの主役、脇役
達が顔を揃え、同時に東国と西国、未開と文明、無縁
や公会などその主要なモチーフも記述されているのに
は、驚きました。
その頃のわたしは、しきりに色川大吉、安丸良夫、井
上幸治などの諸氏の民衆史と呼ばれる著作を読ん...
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蒙古襲来―転換する社会 (小学館文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
網野史学の原初的根源的問題意識
【コメント】:
この本の書誌について一言しておく。元来、本書は
小学館「日本の歴史」シリーズ(全32巻)の第10巻と
して1974年9月に刊行された。当時、著者は名古屋大
学に勤務していた。シリーズ本の一冊という事情から
本書は北条時頼政権から「鎌倉幕府」滅亡までの通史
という体裁をとっている。「鎌倉幕府」と括弧を付し
たのは網野氏が「ほろびたのは幕府ではなく、もとよ
り御家人でもない...
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蒙古襲来―転換する社会 (小学館文庫) のレビュー・感想
【おすすめ度】:
【タイトル】:
元寇の影響は小さかったのでは?
【コメント】:
タイトルは『蒙古襲来』となっているが、元寇を中心に記述されているわけではない。この著者からすれば幕府側からの視点が多い、日本の中世像を描いた著作と言えるだろう。 この時期は日本にとっての大きな転換期で、それは蒙古が襲来しなくとも成されていたことであり、タイトルとは逆に、元寇の影響など小さかったのではないかというのが私の抱いた印象である。 いずれにしても、義務教育から学んだものとは違う日本の中...
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